自分で会社の設立登記をする時のコツ

手続きはとっても簡単

会社を設立するには、まず法務局で法人の設立登記をする必要があります。

コロナ禍となり副業ブームです。
個人の副業が軌道に乗り今後は会社としてやっていきたい、
いわゆる法人成りしたいと思う人も一定数いらっしゃることでしょう。

一般的には司法書士や行政書士といった専門家にお願いすることが多いですが、
自分で登記することも可能です。

手続き自体は「とっても」簡単です。

スムーズに設立するコツ

自分で設立登記をする場合に、個人的にコツは二つ。

一つ目は、定款の作成。
書面で作成した場合は認証に印紙代が4万円ほど掛かってしまいます。
電子定款であれば印紙代は掛かりませんが、
これを自分でやるのは手間ばかり掛かるのでお勧めしません。
ここだけはプロに依頼するのが得策です。

二つ目は、会社設立の登記申請は郵送でもいいか?
千葉県の場合、千葉地方法務局(本局)へ設立登記の申請をすることになります。
支局や出張所ではできません。
県内に1か所しかない本局へ行くのはと遠いと感じる人が多いと思いますが、
郵送でも申請できますので、必ずしも出向く必要はありません。

書類に不備がないか心配な人は、事前に法務局に電話して聞きましょう。親切に教えてくれます。

郵送であれば申請書類が法務局に到着した日が設立日となります。

設立日をこの日にしたい!と希望がある場合は、郵便局のHPで配達に必要な日数を
確認できますから、逆算して郵便局から発送しましょう。レターパックや書留なら安心です。

何度もない経験だからこそ・・

とはいえ、会社を設立することが目的ではなく、その後の事業こそが重要!

人生でそう何度も経験することのない会社設立。
ここは割り切って最初から専門家に依頼し、ご自身は開業準備へ注力するのも賢い選択です。

一方で、何度もないであろうからこそ、その手続きを自分でやってみるのも面白い経験になると思います。