会社の納税はダイレクト納付が便利

銀行の窓口が減っていく

先日、ATMで通帳記帳をしようとしたところ磁気不良で記帳ができず・・
画面には「お近くの窓口へお越しください」のメッセージが。

最近は統廃合で銀行の支店も減ってしまいました。
スマホで近くの支店を探してみたところ、
窓口で対応してもらうにはweb予約が必要との記載が。

通帳記帳したいだけなのに・・と思いつつも、
辛うじて空いていた日程をweb予約して支店窓口へ出向きました。

久しぶりに尋ねた銀行の支店は、スッキリとシンプルな内装に変わっており、
窓口の数も行員さんの数も随分減っているように見えました。
これではなかなか予約が取れないはずです。

最近は、お昼の時間帯に窓口を閉める金融機関もありますね。
コロナをきっかけに合理化を進めているようですが、
ランチのついでに銀行で用事を済ませるか~と出掛けたら、
窓口が閉まっているのは地味にショックです。

なるべく簡単に、確実に

税金を納めるために金融機関へ行く場合も多いかと思いますが、
行くのは必要最小限にしたいものです。やはり時間が掛かりますから。

納税に関して言えば、個人の所得税や消費税の納付であれば口座振替が便利です。
税務署へ一度、口座振替依頼書を出して手続き完了してしまえば、
いちいち納付書を作成して銀行へ行く必要がなくなります。
確定申告書の提出(3月15日期限)と一緒に、手続きするのがおすすめです。

一方で、会社の法人税や消費税は口座振替ができません。
個人は全員同じ日が納期限となっているのに対し、
会社は決算日が各社異なるので納期限もそれぞれですから、難しいのだと思います。

ダイレクト納付は手数料が無料

そこでおすすめなのが、「ダイレクト納付」です!

ダイレクト納付とは、e-Taxを利用して電子申告等をした後に、
web上のクリック操作で会社の預金口座から簡単に納付することができる納付方法です。

一番のメリットは、
〇 インターネットバンキングの契約が不要なので、手数料が無料です!

〇 即時でも期日指定でも、選んで納付することができます

〇 税理士が納税者に代わって納付手続きを行うことができます。
これはいざとうときに助かります。
納付を忘れていたけど、自分は出張中で納付できない!困った!というときにも。
実際わたしも納付を忘れていたお客様に代わって納付手続きをしたことがあります。

これは納期限までに納付できてホっとしました~。

ダイレクト納付の設定や操作についても、当事務所でお手伝いしています。
(事前に税務署へ届出が必要となります)